インターネット上にあるシステムを利用する
パソコンで作業をするとき、必ず必要になるのがソフトです。パソコン本体はハードと言われ、ハードとソフトが使えて初めて機能が使えます。ソフトにはOSと呼ばれる基本ソフトがあり、その他にインストールをして利用するソフトがあります。それ以外にブラウザソフトを経由して利用するソフトがあります。会計ソフトはかつてはインストールをして使うものがほとんどでしたが、最近はクラウド会計と呼ばれるタイプが出てきています。クラウド、つまりはインタネット上で提供されるソフトサービスをブラウザを通じて利用します。インストールをしないので、インターネットが使える環境であればパソコンやタブレット、スマホなどでも使えます。机の上だけでなく、レジなどでも使えます。
データはクラウド上に保存される
パソコンを利用して作成したデータは、パソコン内にあるストレージであるハードディスクなどに保存します。それ以外には外部のハードディスク、USBメモリなどに保存するケースもあるでしょう。どちらにしても保存されたデータが手元にある状態です。クラウド会計では、ソフトはネット上にあります。ブラウザを経由して利用できるようになっていて、どんどんデータを入力していきます。では入力したデータはどこに保存されるかですが、これもクラウド上のストレージに保存されます。提供会社が利用者ごとに一定の容量のクラウド上のストレージを用意してくれています。それ以内なら無料、もしくは一定額で利用できます。それ以上のデータを保存したいときは、利用料を支払います。
クラウド会計はインターネット環境さえあれば、デバイスにソフトウェアをインストールしなくても使用できるアプリケーションです。